野村が不動産クラウドファンディングでブロックチェーン活用へ

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2021-12-16 11:00:00
野村が不動産クラウドファンディングでブロックチェーン活用へ

野村ホールディングス(HD)の子会社で、ブロックチェーンをデジタルトークンの発行・取引プラットフォームを開発するBOOSTRYが、クラウドファンディングにブロックチェーンをかけ合わせる取り組みを始める。

国内の不動産クラウドファンディングに二次流通市場(セカンダリー市場)を築くことで、小口化と流動性を促し、市場全体の規模拡大につなげる方針だ。

BOOSTRYは、不動産投資型クラウドファンディングサービスの基盤を開発するRelicと提携し、投資家が投資物件の小口証券をプラットフォーム上で売買できるセカンダリー市場の創設を進める。BOOSTRYが開発したブロックチェーン・プラットフォームの「ibet」を活用する。BOOSTRY とRelicが共同で、12月16日に発表した。

(BOOSTRYとRelic共同発表リリースより)一般的なREITと異なり、不動産投資型クラウドファンディングは投資物件の個別選定が可能になる。ただ、ファンド商品の運用期間が1~2年と短く、満期が来るまで現金化することが困難で、流動性が低いという課題があった。今回の取り組みが実現すれば、投資家は満期を待たずに流通市場で売買することが可能になる。

REIT:不動産投資信託(REIT:Real Estate Investment…

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