2021-12-16 12:11:13
仮想通貨市況
14-15日に開催された米連邦公開市場委員会(FOMC)にて、米連邦準備理事会(FRB)はテーパリング(量的緩和縮小)について、2022年末までに0.25%ポイントずつ3回の利上げする方針を示した。
利上げの目的は、主にインフレーションを抑制することにある。金融政策の早期正常化を目指し、中央銀行は米国債など資産買い入れの漸減ペースを速めることになる。
経済回復による需要急増と経済下支えのため米ドルを大量増刷の結果、11月の米国のインフレ率(米消費者物価指数)は、過去最高の前年比+6.8%に達した。これは1982年6月以来、約40年ぶりの水準だ。
一方で、景気動向に直結する新型コロナウイルスの感染状況を鑑みて「米経済の回復ペース次第」と含みを持たせた。パウエル議長は、新型コロナウイルスの変異種「オミクロン型」の感染拡大をめぐる不確実性にも言及した。
米ニューヨーク株式市場では、ダウ平均が3営業日ぶりに反発。前日比383ドル(1.1%)高となった。
FOMCへの警戒感から下落基調にあった金融市場であったが、今回のテーパリング加速(金融引き締め)方針は想定の範囲内としてすでに織り込んでおり、FOMC通過の安心感が優ったと言える。
ビットコイン(BTC)など暗号資産(仮想通貨)市場もこれに追従。BTC価格は、前日比+2.6%の560万円(49,030ドル)まで反発した。
今後の展望
暗号₿ULL神(@CryptoBullGod)氏は、今年9月のプライスアクションに類似していると指摘。相場のアク抜けと共に、この後の反転を見込む。
一方、Bluntz( 。
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