2021-12-29 15:00:03
分散型IDとENSの違いを解説
今年はブロックチェーン関連のプロジェクトにとって忙しい1年でしたが、中でもイーサアム・ネーム・サービス(ENS)には多くの注目が集まりました。
ローンチ以来、ENSは広く利用され、統合されたブロックチェーンドメイン名の標準となりました。現在、20万人以上のユーザーがENSを利用し、51万件以上のドメイン名が作成されています。さらに、ENSは300以上のアプリケーションに統合されています。
大まかに言うと、ENSのドメイン名も一種の分散型IDに属すものです。ENSはドメインネームシステムとして、「Zookoの三角形(Zooko’s Triangle)」の3つの特徴、すなわちセキュリティ、分散化、可読性に適合したものです。
そのことから、イーサリアムに支えられたベテランブロックチェーンプロジェクトとして、ENSは分散型ID(DID)の代替となり、今後は分散型IDを統合してしまうのではないか、と考える人がいます。
本稿では、ENSが本当に分散型IDを置き換えることができるのか、実用化の観点から分析してみます。
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ENSとは
ENSとは、イーサリアム・ネーム・サービスの頭文字です。イーサリアムのドメインネームサービスのことを指し、イーサリアム・ブロックチェーンをベースとした、分散型でオープンかつ拡張可能なネーミングシステムとなります。
ENS(イーサリアム名..。
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