2022-02-09 08:55:04
保管資産に利回りを付与
機関投資家向けにデジタル資産のカストディサービスを提供する「Komainu」は8日、顧客向けに、利回り付与サービスを開始したことを発表した。
この「Komainu Yield」という名前のプラットフォームにより、同社の顧客はKomainuが代理で保管する暗号資産(仮想通貨)から、利回りを得ることができるようになる。
Komainuは、顧客の仮想通貨資産を安全に保管しながら、ステーキングを行い、様々なPoS(プルーフオブステーク)系の銘柄で提供される利回りを付与するという。
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ステーキングとは
特定の仮想通貨を保有することで、その通貨のブロックチェーンネットワークを管理することに貢献し、対価として報酬を得る仕組み。厳密には、仮想通貨を保有するだけでなく、ネットワーク上に預け入れておく必要がある。銀行口座に法定通貨を貯金し、一定期間後に利子を受け取る仕組みに類似しているといえる。なお、ステーキングは、PoS(Proof of Stake)のコンセンサスアルゴリズムを採用している通貨で行うことができる。
▶️仮想通貨用語集
Komainuに出資した企業の一つであるCoinSharesが、このプラットフォームを利用する最初の顧客になった。
デジタル資産投資企業CoinSharesはすでに、「CoinShares Physically Staked Tezos」と「CoinShares Physically Staked Polkadot」という、2つの仮想通貨ETP(上場取引型金融商品)の裏付け資産を、Komainuで保管している。
「CoinShares Physically Staked Tezos」は、テゾス(XTZ)の価格と連動し、ステーキング報酬の配分にも間接的に参加できるようにするETPだ。「CoinShares Physically Staked Polkadot」も、ポルカドット(DOT)について同様の商品を提供する。
Komainu…
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