2022-02-28 12:07:20
仮想通貨で支払い受ける労働者増加
給与決済企業deelは17日、グローバルな雇用状況についての2021年分の年次レポートを発表。南米地域やアフリカで、暗号資産(仮想通貨)で給与を受け取るフリーランス労働者が増えていると報告した。
deelは、企業が海外にいるスタッフも含めて、その被雇用者に給料を支払うサービスを提供。100以上の法定通貨などをサポートしており、支給手段としては、銀行振り込みやデビットカード、そして21年7月からは仮想通貨も取り扱っている。
米国を含め多くの国の法律では、従業員が仮想通貨で給与を受け取ることを認めていない。このため、deelは仮想通貨取引所コインベースと提携して、給与を仮想通貨に変換して受け取れるサービスを提供している形だ。
レポートによると、ラテンアメリカ(南米)地域が、仮想通貨による給与支給事例の52%を占めていた。欧州・中東・アフリカ地域が34%、北米とアジア太平洋地域が、それぞれ7%と続く。
また、国別ではアルゼンチンで仮想通貨による給与受取が最大の増加を記録。ナイジェリアとブラジルがそれぞれ続いた。
アルゼンチンでは、雇用者の約3分の1が給与の一部を仮想通貨で受け取ることを選択。ナイジェリアでは約20%、ブラジルでは約3%の割合だった。
通貨別では、ビットコイン(BTC)が63%、イーサリアム(ETH)とテザー(USDT)がそれぞれ7%、ソラナ(SOL)とダッシュ(DASH)がそれぞれ2%を占めている。
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