テラ基盤の決済インフラKado、6億円超を資金調達

仮想通貨



2022-03-09 10:06:44

テラ基盤のステーブルコイン普及拡大へ

ステーブルコインの決済インフラを構築するスタートアップ企業Kadoは8日、シードラウンドで540万ドル(約6.2億円)を資金調達したことを発表した。

暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーン領域に出資を行うHashedが今回の資金調達を主導。他にはCircle Venturesやエンジェル投資家らも出資した。今回調達した資金は、新しい決済ルートやステーブルコイン、ブロックチェーンを統合したり、企業と一般消費者の取引を仲介する(B2B2C)ソリューションをローンチしたりするために利用する。

共有ビジョンを加速するために、戦略的パートナーから540万ドルを調達しました。

ステーブルコインは、web3の異なる経済を結びつけるための鍵となるでしょう。

大量採用の妨げとなるものは何ですか?

一言:インフラストラクチャ⚡️。https://t.co/PzojlWEuHA pic.twitter.com/RvMDwiJncD

— Kado 🌖 (@kado_money) 2022年3月8日

シードラウンドとは

シードラウンドとは、創業前または創業間もない企業が行う初期段階の資金調達のこと。

▶️仮想通貨用語集

Kadoのチームが結成されたのは2021年5月。この時に開催された、ステーブルコインプロジェクト「テラ(LUNA)」のハッカソンが結成のきっかけだったという。現在フルタイムで働くメンバーは10人超まで増加。企業の最終的なビジョンは、Web3.0(分散型ウェブ)のための決済インフラと未来のデジタルマネーを作ることだ。最近では、米ドルとステーブルコイン「UST」を交換できる「Kado Ramp」というプロダクトをローンチしている。

関連:初心者でもわかる「テラ(LUNA)」とは|仕組みと将来性を解説

同社が特化しているのは、ステーブルコインの利用を増やすプロダクトを開発すること。2021年11月には、

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