元ソース<NFT市場で進む独占【オピニオン】
2022-03-16 11:45:00
暗号資産(仮想通貨)をめぐる議論の多くが、その指針としての「分散化」を中心としたものだが、NFTセクターはすでに極めて中央集権化しているのではないだろうか。
具体的に言うと、販売の側で中央集権化が進んでいる。ブロックチェーン分析企業DappRadarのデータによると、NFT(ノン・ファンジブル・トークン)の売上高の大半は、2つのプラットフォームに集中している。
ベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツ(Andreessen Horowitz)が支援する大手、OpenSeaと、数カ月前に登場してきた挑戦者のルックスレア(LooksRare)だ。
ルックスレアの売上高の大半は、ルックスレアのトークン報酬システムにつけ込むための、自分のNFTを自分に対して販売する取引「ウォッシュトレード」から来ており、本当のNFT取引は、ほぼ完全にOpenSeaで発生していると言っても良いだろう。
このような状況は変わらないのだが、NFT市場は最近、コンテンツの面で二次的中央集権化のようなものを始めている。
CryptoPunksの買収
人気NFTコレクション「Bored Ape Yacht Club」を手がけるユガ・ラボ(Yuga Labs)は11日、2つのNFTプロジェクトの「ブランド、アートの著作権、その他の知的財産権」を買収したと発表。ラーバ・ラボ(Larva Labs)が手がけ、NFTブームの先駆けとなったクリプトパンクス(CryptoPunks)と、その3Dバージョン、ミービッツ(Meebits)だ。
クリプトパンクスは、Bored…
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