2022-03-28 08:31:43
豪州初の銀行ステーブルコイン
豪州の4大大手銀行の一角であるオーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)は24日、独自豪ドル建のステーブルコイン「A$DC」を利用した送金の成功を発表した。
実験では、3,000万豪ドル(28億円)のトランザクションを実施。豪大手グループのVictor Smorgon Groupから仮想通貨カストディ企業Zerocapに送金が行われた。
銀行が発行する豪ドルのステーブルコインは今回が初の事例だという。
同ステーブルコインは豪州やニュージーランドの大手銀行であるANZ主導の下、ChainalysisやFireblocksなどが連携した。
EVM対応のスマートコントラクトを実装したブロックチェーンインフラは暗号資産(仮想通貨)カストディ企業Fireblocks社が提供、スマートコントラクトはOpenZeppelinが監査した。また、規制面でのコンプライアンスではChainalysisが協力した。
EVMとは
EVM(イーサリアム仮想マシン)とは、イーサリアムのスマートコントラクトのコントラクトコードを実行するための「翻訳機」として機能するもの。
▶️仮想通貨用語集
ANZの銀行サービス責任者のNigel Dobson氏は以下のようにコメントした。
ANZがオーストラリア・ドルのステーブルコインを発行することは、我々の顧客がデジタル経済への安全なゲートウェイを提供する上で最初の重要なステップだ。
ステーブルコインは顧客にとって新たな取引方法となる。引き続き我々の能力を試し続け、他の業界でのユースケースを模索していきたい。
また、FireblocksのMichael Shaulov CEOは以下のようにコメントした。
金融セクターは急速に変化しており、我々はトークン化やDeFi(分散型ファイナンス)、
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