仮想通貨ファンド、機関投資家による資金流入が増加 ｜ 約3ヶ月ぶりの水準
2022-03-29 16:20:19
コインシェアーズのデータによれば、機関投資家による仮想通貨への流入は足元で増加していることがわかった。
先週にはデジタル資産の投資商品への総流入額は1億9300万ドルとなり、これは2021年12月以来の水準だ。この規模の流入があったのは12月3日の週で、その時には1億8400万ドルの流入があった。
資金の流入はビットコインがメインとなっており、全体の50％強がBTCをベースとする商品に流入している（9800万ドルの流入があった）。
ビットコインの次にはソラナ（SOL）系の投資商品への流入が多かった。過去1週間で8700万ドルの流入があった。ソラナ系の商品では「記録上で最大の流入」だった。SOLベースのファンドは現在、イーサリアムに次ぐ最大のアルトコインベースのファンドであり、機関投資家の運用資産の36％を占めている。一方ETHベースのファンドは先週、わずか1020万ドルの流入だった。
機関投資家による資金流入は、ビットコイ価格と相関関係がある。資金流入増加とともに、ビットコインは足元で4万8500ドルを超えるまでになっている。
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