半値戻しで上値を押さえられたビットコイン、上抜けの条件は【仮想通貨相場】
2021-04-28 09:13:00
著者 松田康生 (まつだやすお)FXcoin シニアストラテジスト
東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通
Review
半値戻しで上値抑えられる
昨日のBTC相場は、底堅い展開。47,000ドル(約510万円)から54,000ドル台(約585万円)台まで上昇したが、55,000ドルを前に上値を抑えられ、狭いレンジでの取引に終始した。BTCは、月曜日に47,000ドルでサポートされると、JPモルガンのBTCファンド提供報道やS&P500が終値ベースでの史上最高値更新を受け、54,000ドル台乗せに成功した。しかし、米株引け後に発表されたテスラ社決算で、同社が272百万ドル相当のBTCを売却していたと伝わると、上値が重くなった。その後、イーロンマスク氏が「同社の売却は10%程度、換金性を証明するためであり、自身は保有分は売却していない」と述べ、図らずも同氏のBTC保有も明らかになったこともあり、BTCは上昇に転じた。USbankのカストディ参入報道やETHの史上最高値更新でBTCは55,000ドル(約600万円)乗せに成功したが、4月14日の高値と25日の安値との半値戻し55,923ドルを前に上値を抑えられている。
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