2022-04-09 11:25:34
Near独自のステーブルコイン
L1ブロックチェーン開発プロジェクト「Near Protocol」で、米ドルの価値に連動するステーブルコイン「USN」が開発されているようだ。関係筋の情報としてCoinPost提携メディアThe Blockが8日に報じた。
関係者がThe Blockに語ったところによると、ステーブルコインUSNの開発は進行しているものの、現在のところリリースに関する具体的なスケジュールは内部で共有されていないという。また、一部で期待されているようなTerraUSD(UST)と並ぶような高利回りの実現性も定かではない。
事の発端は、米VCであるZorax Capital社のZoran Kole創設者のブログと見られている。同氏は「Near Protocolが資本力のある他のステーブルコインと提携し、アルゴリズム型のステーブルコイン『USN』をローンチすることを4月20日に発表する」と、7日の投稿で述べた。DeFi(分散型金融)におけるUSNの運用で20%前後の年換算利回り(APR)が見込まれるとも強調した。
$ USN 結局のところ本当かもしれない| 上のアルゴリズムのステーブルコイン $ NEAR ブロックチェーン
ソースは次のとおりです。 @finance_ref テストネットhttps://t.co/C6s7M8SsuR –>stableswapをクリックしますhttps://t.co/we8qZtelN2 pic.twitter.com/OnrtwCnwuD
—resDegen®️(@ resdegen) 2022年4月7日
さらに、Near上の主要な分散型取引所である「Ref Finance」のテストネットで流動性プールにUSNが導入され、USDコイン(USDC)、テザー(USDT)、ダイ(DAI)といったステーブルコインと共に表示されていることもSNSに上がっている。しかし、これは開発チームの公式情報ではなく、あくまでテストネットを閲覧したユーザーによる発信だ。
今月初めにNearは430億円規模の資金調達を実施したばかり。このラウンドは米NY発の大手VC Tiger Globalが主導し、Republic Capital、FTX Ventures、 Hashed、Dragonfly Capital、ParaFi Capital、Blockchange…
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