パロディから始まったドージコインが市場規模5位の仮想通貨になるまで

仮想通貨



2021-05-09 15:00:02

価格が急騰したドージコイン

ドージコイン(DOGE)は、2013年に開発されました。誰も今の価格になるとは想像していませんでした。個人投資家が4月20日を “Doge Day “にしようと働きかけたことで、1週間で価格が473%高騰しました。

ドージコインは現在、取引量の多い仮想通貨の一つであり、仮想通貨のユーザーの約75%がドージコインに投資しています。2021年4月20日現在、1コインあたり0.40ドル(約44円)で取引されており、時価総額は522億ドル(約5兆円)に達しています。最近の価格上昇で、DOGEは時価総額で5番目に大きなデジタル資産となっています。その結果、人気の高いアルトコインである、カルダノやポルカドット、テザーをも上回っています。

インドの仮想通貨取引所、CoinDCXの共同設立者であるNeeraj Khandelwal氏は、ドージコインの強気相場に関して次のように説明しています。

利用者のおよそ75%が、ドージコインに投資していたようです。通常の15倍ほどのアクセス数が突然発生し、サイト管理が非常に困難になりました。

しかし、今日の仮想通貨市場において、ドージコインには値段に見合った価値があるのでしょうか?それとも、個人投資家が仕組んだ「パンプ・アンド・ダンプ」(価値のない資産の価格が人為的に急速に上昇していくがある一定の価格で急落すること)なのでしょうか。それを知るために、ドージコインの背景と簡単な歴史を見てみましょう。

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