SECのゲンスラー委員長、「NYSEやナスダックと同等の規制環境を仮想通貨取引所にも適用」
2021-05-28 08:39:17
米証券取引委員会(SEC)は、議会や規制当局と協力し、仮想通貨取引所の監視強化を検討している。
SEC委員長のゲイリー・ゲンスラー氏は、26日に行われた下院歳出委員会金融サービス・一般政府小委員会の公聴会で、仮想通貨市場における投資家保護のギャップを埋められることを期待していると述べた。
ゲンスラー氏は投資家がニューヨーク証券取引所(NYSE)やナスダックと同様の保護を、仮想通貨取引所にも適用する必要があると述べた。
「アプリで『さあ、株を買おう』として注文した際、誰かがその注文を利用して先手を打たれないように保護するルールがある。(中略)ニューヨーク証券取引所やナスダックと同様の保護を仮想通貨取引所にも適用する必要がある」
さらに仮想通貨業界を規制する上での課題についても言及。SECは財政面で「リソース不足」であると述べた。「我々は年間予算の16%〜17%にあたる約3億2500万ドルをテクノロジーに費やしているだけだ。これは一部の大企業が1ヶ月にかける費用よりも少ない。企業によっては2週間の費用と同様になるほどだ」と述べた。
ゲンスラー氏は以前、5月上旬に行われた下院金融サービス委員会の市場変動関連の公聴会で、SECは議会と協力して仮想通貨取引所の規制に適切に対処すべきだと提案した。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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