「デスクロス」、ビットコイン弱気相場のサインか

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2021-06-10 17:00:29
「デスクロス」、ビットコイン弱気相場のサインか

見え隠れする「デスクロス」は、ビットコイン(BTC)のこの先のトラブルを表しているのだろうか?

デスクロスは、価格チャートで50日移動平均線(MA)が200日移動平均線を下回るときに出現する。デスクロスが出現すると、ビットコインは2018年と同様の弱気相場に突入する可能性がある。

過去のデスクロスでは、2018年には70%、2019年には47%の価格下落が続いた。2020年のデスクロスは、3月の新型コロナウイルス感染拡大による暴落の直後に出現し、遅行指標であることを証明した。

「投機的なレポートは、50日移動平均線と200日移動平均線の弱気のクロスが迫っていることから、ビットコインはまもなく2万ドルまで下落する可能性があると示唆している」とITI Capitalのスティーブン・ケルソ(Stephen Kelso)氏はCoinDeskに述べた。

過去のデスクロス
出典:TradingViewビットコインは9日、マネーロンダリングの取り締まりやマイニング禁止など、中国からのネガティブなニュースにもかかわらず反発した。

デスクロスは価格上昇を制限する可能性がある。4万ドル付近に抵抗線が見られ、過去1週間の短期的な価格上昇の上限となっている。5月からの下落は収まりつつあるが、長期的なテクニカル分析の見通しはそれほど強気ではないようだ。

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