「中国マイナーの移転も歓迎」米マイアミ市、安価な電力などでマイニング事業誘致

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2021-06-19 11:29:35

安価な原子力でマイニング事業誘致

米マイアミ市のFrancis Suarez市長は、安価な電気料金によりビットコイン(BTC)マイニング事業の誘致に努めていると明かした。米メディアCNBCのインタビューで語ったものだ。

Suarez市長は、特に原子力発電による低価格のエネルギーを念頭に置いているという。マイアミ市役所近郊には、ターキーポイント原子力発電所があり、マイアミ市に電力供給している。

米国労働省労働統計局の報告によると、1キロワット時あたりの平均電気代は、全米平均の13.3セント(約15円)に対し、マイアミでは10.7セント(約12円)と安価だ。

キロワット時

電力量や電力料金の算定に使われる単位。1kW(キロワット)の電力で1時間あたり使用される電気エネルギーのこと。

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マイアミ市の属するフロリダ州全体では、原子力は天然ガスに次ぐ第2の発電量を誇る。Suarez市長は、エネルギーの価格をさらに下げる方法を考えて、すでにフロリダ・パワー&ライト社と交渉していると説明。

市長は「マイニング業者は、1時間あたりのキロワット単価を一定レベルまで抑えたいと考えている。このことは重要で、そのために私たちは電力会社と話し合っている」とCNBCに語った。

中国マイナーの移転も歓迎

また、Suarez市長は中国のマイニング事業者を、移転先として受け入れる用意もできていると話す。現在のところ「中国の



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