3万ドル死守のビットコイン再び反発、「難易度調整」は史上初の-21%に達する可能性

仮想通貨



2021-06-28 12:25:36

ビットコイン相場と金融マーケット

週明け28日の暗号資産(仮想通貨)市場。
ビットコイン価格は、前日比+3.68%の380万円(34,420ドル)と反発した。

TradingView BTC / USDデイリーフットボール

Glassnodeのデータによれば、1日あたりの実現利益/損失は、26日の下落で-34.5億ドルに達した。

昨日の純実現利益/損失は、史上最大でした。

3.45Bの純実現損失。 痛い。

2020年3月でさえ、それほど血なまぐさいものではありませんでした。 pic.twitter.com/JknRurKLgy

-Lex Moskovski(@mskvsk) 2021年6月26日

20年3月のコロナ・ショック時の暴落を大幅に上回る水準だが、Willy Woo(@woonomic)氏はこの点について、「市場全体の時価総額に比例して膨らんだ」と述べた。

直近の下落相場では、米FOMCを経て連邦準備制度理事会(FRB)のタカ派発言による金融市場の動揺のほか、中国におけるビットコインマイナーへの規制の影響が影響していた。

CME先物メジャーSQを控えた25日(金)には売り圧力が強まり急落したものの、3万ドルの節目で買い戻しが優勢となり、その後反発した。

なお、5月3日に提供開始したCMEのビットコインマイクロ先物契約が順調に拡大している。現物取引のヘッジとして機関投資家、及び個人投資家需要が拡大しており、契約数はすでに100万件を超えた。マイクロ先物は0.1BTCからの投資が可能で、通常のビットコイン先物の最小ロット5BTCを大幅に下回ることが間口が広がった。

エルサルバドルは25日、国民1人あたり30ドル相当のビットコインを配布することを発表した。ビットコインの法定通貨化法案が可決した同国では、9月7日に法が施行・正式採用される。

DailyHodlが報じたところによると、今回の金融政策にあたり、人口450万人とされる同国で1.35億ドル(約150億円)相当のビットコインが購入される見通しだ。

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