LINE子会社、CBDC(中央銀行デジタル通貨)向けのブロックチェーンをリリース

仮想通貨



2021-07-12 12:55:32

LINE PlusがCBDC事業に本腰

チャットアプリ大手LINEの子会社のLINE Plusが、中央銀行デジタル通貨(CBDC)を発行するためのソリューションとなるブロックチェーン「LINE Financial Blockchain」を発表した。

CBDC(中央銀行デジタル通貨)

各国・地域の中央銀行が発行するデジタル化された通貨を指す。仮想通貨との大きな違いは、CBDCは法定通貨であること。通貨の管理や決済等においてコスト削減や効率性向上が期待できる一方で、個人情報やプライバシーの保護、セキュリティ対策、金融システムへの影響など考慮すべき課題は多い。

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LINE Plusによると、このブロックチェーンは、大量の決済を処理するための高速性とスケーラビリティや、決済情報の機密性を備えており、またカスタム設定により、それぞれの国や地域のシステムや金融規制の要件に簡単に準拠できるようになっている。

すでに、LINEはアジア地域のいくつかの中央銀行とCBDCプラットフォームについて協議しているところだという。LINEブロックチェーンのメリットを活かしながら、各中央銀行のニーズも反映した、CBDCへの適用を目指すとしている。

LINE Plusは、2013年にLINE株式会社の子会社として設立。LINE株式会社は、以前韓国のネイバーが所有していたが、2021年3月に、「Yahoo! JAPAN」を運営するソフトバンクの子会社Zホールディングス株式会社(ZHD)と経営統合されている。

カスタマイズ可能なブロックチェーン

「LINEFinancial..。



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