ビットコインマイニング企業がテキサスに本社移転 テスラの工場建設も理由の一つに

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2021-04-12 16:25:00
ビットコインマイニング企業がテキサスに本社移転 テスラの工場建設も理由の一つに

北米拠点のマイニング企業ブロックキャップ(Blockcap)はこのほど、テキサス州オースティンに新たに本社を移し、マイニング事業を行うことを発表した。
発表によると、新施設が稼働すればハッシュパワーは42000台から3.5エクサハッシュが得られ、これまでから倍増するという。これはビットコインネットワーク全体のハッシュレートの2%に相当する。現時点のハッシュレートは1秒あたり1億6700万テラハッシュだ。
ブロックキャップの創業者兼会長を務めるダリン・ファインスタイン氏は、「オースティンは、我々の本拠地となり、この偉大な都市を米国のブロックチェーン技術のエコシステムの中心にしたい。また、国内および国際レベルでの成長に伴い、事業の拡大を続けるための理想的な場所だ」と述べた。
ブロックキャップ社は移転の理由として、電気自動車のテスラがオースティンに「ギガファクトリー」を設置することを挙げている。
テスラのイーロン・マスクCEOは最近、オースティン湖畔に300万ドル以上で家を購入。さらに同社はオースティンのバーグストロム国際空港近郊でギガファクトリーの建設に着手している。
ブロックキャップは、オースティンのどこにオフィスを構える予定なのか、またその結果どれくらいの雇用が創出されるのかという質問には答えていないが、ファインスタイン氏は 「地元で雇用する」とだけ述べている。マスク氏は先月のツイートで、テキサスの新拠点が1万人以上の雇用をもたらし、テスラの従業員数を14%以上増やすことになると述明らかにしている。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン

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