2021-08-28 08:30:10
定款に「ブロックチェーン」追加へ
フリマアプリ「メルカリ」を提供する株式会社メルカリは27日、9月29日に開催予定の第9回定時株主総会において定款を一部変更することについて会議にかけることを決議したことを発表した。
暗号資産(仮想通貨)・ブロックチェーン事業を手掛ける予定となっている株式会社メルコインの設立に伴い、メルカリの定款にブロックチェーン事業関連の文言などを追加する。
メルコインの事業内容を反映
下図は現行の定款と、9月開催予定の株主総会において会議にかける変更案を記載したものだ。
変更内容は大きく分けて2点あり、ひとつは「仮想通貨交換業」を「暗号資産交換業」に呼称変更し、具体的な事業内容として「ブロックチェーン技術に関する研究、調査及びそれらの情報提供、コンサルティング」「ブロックチェーン技術を利用した商品及びサービスの企画・開発・運用」を追加する。
メルカリは4月に100%子会社として、仮想通貨・ブロックチェーン事業を展開するメルコインを設立。メルコインは7月には一般社団法人日本暗号資産ビジネス協会(JCBA)に入会し、2022年のサービスローンチを目指し体制を整えている最中であるが、同社が運営予定であるブロックチェーン関連の事業を親会社であるメルカリの定款に追加する案を提示する形だ。
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