仮想通貨特許同盟COPAがクレイグ・ライト氏を提訴、ビットコイン「ホワイトペーパー」著作権巡り

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2021-04-13 12:44:20

Cryptocurrency Open Patent Alliance(COPA、仮想通貨オープン特許同盟)は、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)のホワイトペーパーの著作権を巡って、その権利を主張するクレイグ・ライト氏に対し、訴訟を提起したと発表した。

本日、COPAは、クレイグ・ライト氏がビットコインホワイトペーパーの著作権所有権を持っていないことを宣言するよう英国高等裁判所に求める訴訟を開始しました。 私たちは、ビットコイン開発者コミュニティや、ホワイトペーパーのホストを脅かされている他の多くの人々を支援しています。 pic.twitter.com/QNDEq3H6Oq

— COPA(@opencryptoorg) 2021年4月12日

我々は、ホワイトペーパーの著作権問題を巡り、脅かされているビットコイン開発者コミュニティをはじめ、関係する人々を支持する

ーCOPA

この訴訟でCOPAは、「ビットコイン・ホワイトペーパーの著者であり、その著作権を所有している」というライト氏の主張に関して、英国高等法院の判断を仰いでいる。

訴訟に至った経緯

ビットコインの生み親『サトシ・ナカモト』を自称するライト氏は、今年1月21日付で、ホワイトペーパーのウェブサイトへの掲載は、同氏が所有する著作権の侵害にあたるとして、掲載を取りやめるよう複数の業界団体や企業に停止命令を送付した。

その中には、サトシ・ナカモト自身が設立に携ったとされるBitcoin.orgや、ビットコインのクライアントソフトBitcoin Coreの維持とリリースを行うBitcoinCore.orgも含まれていた。

Bitcoin.orgは、クレイグ氏の主張に法的根拠がなく、脅しには屈しないとして掲載を継続しているが、訴訟にかかる時間・労力・費用を回避して開発に集中することを選んだBitcoinCore.orgは、公式サイトからホワイトペーパーを削除せざるを得なくなった経緯がある。

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