元ソース<エルサルバドルのビットコインウォレットでなりすまし被害続発
2021-11-02 06:00:00
シンシア・グティエレス(Cynthia Gutierrez)さんは当初、チボ(Chivo)のダウンロードに抵抗感を持っていた。チボは、エルサルバドル政府が同国でのビットコイン利用のために開発し、9月8日にリリースしたデジタルウォレットだ。
彼女は、ハッカーが「DUI」と呼ばれる身分証明書の9桁の番号に結びつけられたウォレットをアクティベートしていると聞き、10月16日にアプリをダウンロード。
「このような事態がどんどん広がって、身近な人たちにも被害が及んでいました」と、彼女は語った。
個人情報を入力すると、彼女の番号はすでに、ウォレットと結びつけられていることを知らせるスクリーンが表示された。自分のデータが違法行為に使われていることを恐れ、彼女はすぐにスクリーンショットを取った。
「この番号はすでに登録されています」と伝えるスペイン語の表示
出典:Cynthia Gutierrezグティエレスさんの事例は、ビットコインが法定通貨となり、チボが大規模に使われ始めた9月以来、ソーシャルメディアや地元団体に寄せられている数百もの報告の1つに過ぎない。
10月9日から10月14日の間で、エルサルバドルの人権団体「Cristosal」には、チボを使ったなりすましの報告が755件寄せられたと、同団体のリナ・モンティ(Rina…
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