安値更新のビットコイン、底打ち判断は時期尚早か【仮想通貨相場】
2021-11-15 09:40:00
著者 松田康生 (まつだやすお)FXcoin シニアストラテジスト
東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通
Review
安値更新も底堅い
週末のBTC相場は下に行って来いの展開。65,000ドル(約740万円)台から62,000ドル(約705万円)台へ下落、11日の安値を更新した。しかし、一時65,000ドル台まで切り返すなど底堅さも見せている。BTCは、11月9日に史上最高値を更新、翌10日には69,000ドル(約785万円)まで上値を伸ばした後、62,000ドル台まで約1割反落した。金曜日には、CoindeskなどがTaprootの相場上昇への寄与を期待する声を紹介したこともあり65,000ドル台まで値を戻した。しかしFinancial Newsが暗号資産ETFの計画はないとするブラックロック幹部の声を紹介、また同日に迫ったVanEck申請分の現物ベースのBTC ETFが承認される確率が低いとの見方も広まりじりじりと値を落としていった。SECが同ETFを否認したと伝わるとBTCは11日の安値を割り込み62,000ドル台前半に値を下げたが、すぐさまBuy the Fact気味に反発した。延期されていた同社の先物ETFが火曜日に取引開始となるとの報もありじりじりと値を戻すと、Taprootへの期待もあり65,000ドル台に回復した。その後、Taprootを無事通過、逆にSell the Fact気味に若干上値が重くなっている。
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