地合い改善で仮想通貨買われる、アルト市場では一部銘柄に物色の矛先

仮想通貨



2022-03-17 12:23:17

世界情勢と仮想通貨市況

米ニューヨーク株式市場は、ダウが前日比518ドル(1.5%)高、ハイテク株中心のナスダックは前日比487ドル(3.7%)高と大幅上昇で取引を終えた。
東京株式市場では、前場時点で日経平均株価が前日比766円(2.97%)高をつけている。

利上げ観測のあった3月の米連邦公開市場委員会(FOMC)が通過したことによる相場アク抜けのほか、ウクライナのゼレンスキー大統領がロシアとの停戦協議の交渉に向け前進する可能性を示唆、中国政府による景気刺激策などが伝わり投資家心理が改善した。

FOMCは、15〜16日に開催された定例会合で、政策金利を0.25%引き上げを決定した。CPI(米消費者物価指数)が40年ぶりのインフレ水準にある中、その抑制のため年内全ての会合で利上げを行うことも示唆している。

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は記者会見で、現在の米経済の強さを指摘。金融引き締めに十分耐えられるとの認識を示した。政策金利見通し(ドット・プロット)によれば、2023年までに「1.9%→2.8%」の金利引き上げが見込まれる。

一方、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済政策で膨らんだ、およそ9兆ドル規模のバランスシート縮小については明言を避けた。5月の会合で縮小に踏み切る可能性がある。

米株指数上昇に伴い、暗号資産(仮想通貨)市場では、ビットコイン価格は、前日比+4.2%の486万円(41,030ドル)と上昇した。

BTC/USDデイリーフット

買い戻しが先行したものと見られる。46,000ドルのレジスタンスライン(上値抵抗線)を上放れすればトレンド転換を認められそうな局面であるが、ウクライナ情勢を巡る地政学リスクには十分留意したい。

暗号資産時価総額2位の

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