米Bakkt、アメリカンバンクと提携 銀行顧客に仮想通貨取引提供へ

仮想通貨



2022-04-07 10:16:38

アメリカンバンク顧客に仮想通貨取引を提供へ

暗号資産(仮想通貨)プラットフォームを提供する米Bakktは6日、米アメリカンバンクとの提携を発表した。アメリカンバンクの顧客に、ビットコイン(BTC)イーサリアム(ETH)の取引機能を提供する。このサービスは2022年の第2四半期(4月〜6月)に稼働する予定だ。

アメリカンバンクは、ペンシルベニア州に本社を置いており、25年に渡って地元密着型の銀行としてサービス提供している銀行。早くからオンラインバンキングにも注力しており、顧客を全米に抱えている。

アメリカン・バンクのマーク・ジェインドルCEOは、提携について次のように述べている。

オンラインバンキングにおけるイノベーションを率先して取り入れていく銀行として、私達は常に、お客様のバンキング体験を向上する方法を模索している。

Bakktの提供する機能により、仮想通貨を既存のデジタルバンキング・プラットフォームにスムーズに統合し、お客様との関係を強化することができる。

また、周辺地域では、仮想通貨取引へのアクセスを提供する最初の銀行になれたとも続けた。

「銀行を利用した仮想通貨投資」への需要

Bakktの最高収益責任者であるシェーラ・ゼムリン氏は、「消費者の貯蓄や投資の習慣は常に変動しているが、仮想通貨に対する消費者の興味や関心がこれまで以上に高まっている」と述べた。

ゼムリン氏は、金融関連コンサルティング企業Cornerstone Advisorsが2月に米国の消費者を対象として行った調査結果を参照し、「消費者は既存の銀行から仮想通貨にアクセスすることを望んでいる」とも続けている。

礎石…

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