元ソース<三菱UFJ信託、航空機のデジタル証券を開発──不動産に続くトークン化商品
2022-04-19 14:05:39
三菱UFJ信託銀行は2022年内にも、航空機を裏付け資産としたセキュリティトークン(デジタル証券)の開発を進める。同行が4月19日に発表した。一般の個人投資家が航空機に投資できるようになる。
デジタル証券はブロックチェーン上で発行される有価証券で、セキュリティトークン(ST)と呼ばれ、不動産や動産、社債などに裏付けられる新たな投資資産として注目されている。従来の不動産の投資信託と異なり、個人投資家が単一の資産に小口投資できることが特徴の一つだ。
主な投資家として、長期運用重視の一般個人層を想定する。航空機本体の資産特性として、安定性やグローバルなオルタナティブ資産としての投資メリットが期待できるという。三菱UFJ信託銀行によると、「具体的な航空機STO案件を2022年度内に実現することを目標に、個別プロジェクトを会員企業と共同で実施する」としている。
86社が参画する「デジタルアセット共創コンソーシアム」内に「航空機STOWG」を設置し、報告書を公表した。三菱UFJ銀行やリース会社、証券会社、法律事務所など12社と、6カ月間にわたって検討を進めてきた。
報告書では、1口あたりの発行価格を1万円~100万円未満に抑える目標や、上場株式等と同様の分離課税が適用されることが記載されている。同行が開発するデジタル証券の発行・管理プラットフォーム「Progmat」を活用した事例では、不動産を裏付け資産としたデジタル証券が発行されている。
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