アーク・インベストと21シェアーズがビットコイン現物ETFを再申請
2022-05-27 07:45:18
ベテラン投資家のキャッシー・ウッド氏が設立した投資会社アーク・インベストメント・マネジメントは、米国でビットコイン(BTC)現物の上場投資信託(ETF)を立ち上げるために再挑戦することになった。
米証券取引委員会(SEC)への提出書類によると、アーク・インベストメントは5月13日、ビットコイン現物ETF「ARK 21Shares Bitcoin ETF」を再び申請した。申請書にはシカゴ・ボード・オプション取引所(CBOE)傘下のBZX取引所のルール変更案が含まれている。
ブルームバーグのETFアナリスト、ヘンリー・ジム氏によると、ARK 21Shares Bitcoin ETFの承認・不承認の期限は2023年1月24日だ。
SECは4月上旬にARK 21Shares Bitcoin ETFの申請を却下している。アーク・インベストは当初、欧州のETF発行会社である21シェアーズと提携し、2021年6月にCBOE BZX取引所に上場を目指すビットコイン現物ETFを申請していた。
最新の申請書によると、ARK 21Shares Bitcoin ETFの投資目的は、S&Pのビットコイン指数のパフォーマンスに従って、パフォーマンスを追跡することだ。「投資目的の達成を目指す上で、信託はビットコインを保有し、インデックスに基づいて毎日株式を評価する」と申請書には書かれている。
SECはこれまでビットコイン現物ETFの申請を承認していない。ETFアナリストによると、ビットコイン現物ETFは2023年半ばに現実のものとなる可能性があるとされる。
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