2021-05-13 16:58:21
日銀 黒田総裁の見解
13日に開催された財政金融委員会にて、日本維新の会の音喜多議員が日銀の黒田総裁に対し「ステーブルコイン」について質問。
前向きな姿勢が確認された。
音喜多議員は、ステーブルコインについて「世界的通貨のデジタル化が進む中、インターネット上の円(JPY)経済圏の拡大、取引の促進は外貨獲得のメリットのほか、多種多様な利用シーンが想定される。」と評価。「ステーブルコインについどのように考えているか?」日銀のスタンスを尋ねた。
これに対し、日銀の黒田総裁は、2019年10月に議論されたG7の議長声明を踏まえ、ステーブルコイン普及には以下の4点が前提になると指摘。
法的確実性
健全なガバナンス
オペレーションの頑健性
サイバー耐性
これらがしっかり確保されれば、多くの人が利用する便利な決済手段にはなり得る。との見解を示した。
音喜多議員は続けて、「JPYCなどのステーブルコインは、ますます決済手段として存在感が大きくなる。」と指摘。「ブロックチェーンを使用したフィンテック技術がますます発達していく中で、民間デジタルマネーを”規制”するばかりではなく、”促進”する取り組みが必要なのではないか?」と質問した。
JPYC(JPYCoin) は、ERC20前払式支払手段で「1JPYC=1円」で取引される日本円デジタルコインのこと。
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