エルサルバドルでのビットコインの法定通貨化、「経済を完全に崩壊させる」=経済学者が警告
2021-06-16 15:36:53
ジョンズホプキンス大学の経済学者スティーブ・ハンケ氏は、エルサルバドルがビットコイン(BTC)を法定通貨にすることで「経済が完全に崩壊する」可能性があると警告した。
6月15日のストリーミング金融ニュースプロバイダーであるKitco Newsに登場したハンケ氏は、ロシアや中国などのBTCホドラーが、エルサルバドルをターゲットにして保有しているBTCを現金化できるようになると指摘した。そしてエルサルバドルにある米ドルが枯渇することになると予測する。
「エルサルバドルのすべてのドルが消えてなくなり、国のお金が枯渇してしまい、同国の経済が完全に崩壊する可能性がある。彼らは国内通貨を持っていない」
インタビューの中で、ハンケ氏は、ナジブ・ブケレ大統領のビットコイン法案に賛成票を投じた議員のことを「一言でいえば、馬鹿げている」と述べ、ほとんどの市民が現金に依存している国で、BTCが毎日の取引で使える法定通貨として機能するのは大いに疑問だと語った。
「タクシーに乗ったときにビットコインでお金を支払うつもりはない。馬鹿げている。…エルサルバドル人の70%は銀行口座さえ持っていない」
JPモルガンは11日、より慎重な言葉で長文の場合は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。
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