米FRB「テーパリングの開始は今後も議論が必要」

仮想通貨



2021-07-29 07:20:32

FOMCを開催

米連邦準備理事会(FRB)は28日、米国の金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)で、ゼロ金利政策と量的緩和政策を継続することを決定した。

債券と住宅ローン担保証券(MBS)の月1,200億ドル(約13兆円)分の購入を当面は継続すると説明。暗号資産(仮想通貨)などの金融市場では、量的緩和の縮小(テーパリング)を開始する時期に注目が集まっているが、パウエル議長は今後開催される複数の会合を重ね、経済情勢を見ながら検討していくと述べた。現時点で具体的なスケジュール決めていないとしている。

テーパリングとは

英語では「tapering」と表記し、動詞の「taper」は「徐々に減る、先細る」といった意味。

テーパリングは、量的緩和策による金融資産の買い入れ額を順次減らしていくことを指す。

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前回のFOMCが開催されたのは6月で、その際パウエル議長は、米国の経済回復を背景に、テーパリングについて議論を始めると説明。また、FRBによる金利予測分布図(ドットチャート)の予想中央値は、2023年末までに2回の利上げを見込んでいることを示していた。

その時点で、利上げは市場もある程度は織り込んでいたことではあったが、従来よりも約1年前倒しされたことになるため、米長期金利が上昇。ダウ平均は前日比0.77%安の265ドル安になるなどの影響を市場に与えた。当時のビットコイン(BTC)価格の反落も影響を受けたとの見方がある。

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