2021-08-12 11:15:22
インドの仮想通貨規制は不確実性が伴っているが、仮想通貨取引所からの最新データをみると、ユーザーの流入は続いており、仮想通貨に対する投資家のセンチメントには影響していないようだ。
バイナンス傘下のインドの仮想通貨取引所ワジールXは、インド全土の人口最大10万人程度の中小都市（ティアⅡおよびティアⅢの都市）からのユーザーがこれまでに2648％増加したと報告している。ムンバイを拠点とする取引所は次のように述べている。
「ティアⅡおよびティアⅢの都市は、2021年にワジールXの全登録ユーザーの55％にものぼっている」
データはまた、インドで女性投資家の数が増加したことも明らかにしている。ワジールXに登録した女性ユーザーのうち65％はこのような中小都市からのものだという。
ワジールXは、こういった中小都市におけるユーザー増加は、新型コロナウィルスによるパンデミックに伴うロックダウンが触媒になったと挙げている。
また女性投資家の増加について、経済的自立やより高い生活水準への欲求、副収入の確保といった手段として仮想通貨が選ばれているとワジールXは指摘する。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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