エルサルバドル、ビットコイン法の施行まで1週間弱 国民の反応は

仮想通貨



2021-08-30 14:48:21

ビットコイン法案の施行まであとわずか

中米エルサルバドルでは、暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)を法定通貨として導入するビットコイン法案(Ley Bitcoin)の施行に向けて一週間弱を切った。世界初の事例として各国から注目を集める中、国内からは法案を懸念し、反発する声も少なくない。

ビットコイン法とは

米ドルに並び、ビットコインを法定通貨として認めるエルサルバドルの法案。ブケレ大統領が推進して、6月9日に可決した。

法案の7条では、「決済手段としてビットコインを提示された場合、受取側は支払い手段として受け入れなければならない」という項目も含まれている。

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エルサルバドル業界団体である国際貨物輸送協会(ASTIC)はこのような項目を批判しており、ビットコイン法の施行を抗議するデモを牽引。「エルサルバドル国内で事業を展開する中米企業はビットコインを支払い手段として受け入れないため、国内外の企業で支払い手段に分裂が生じる」とする声明を発表し、特にビットコイン法の7条を批判した。

法案の7条に改正が加えられなかった場合、ASTIC側はビットコインでの支払いする団体には20%の追加コストを課すことも辞さないと発言。顧客からのビットコイン支払いの受付に反対する姿勢を示し、現金のみを受け付けるとした。

また、エルサルバドルの産業協会(ASI)のEduardo Cader会長もビットコイン法の提案と可決は急速に決定したもので、国内の金融インフラの準備が整っていないと指摘。ビットコイン法の12条では、国が国民にビットコイン取引の導入に向けた訓練を提供すると記していたが、いまだに行われていないと批判していた。

「流通」するのにたった27営業日(?) #Bitcoin; 規制やNOBODYはありません…



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