世界経済フォーラム:仮想通貨規制の指針示す論文発表、執筆者は三つの教訓示す

仮想通貨



2021-09-07 12:48:14

仮想通貨規制の課題

世界経済フォーラム(WEF)は、暗号資産(仮想通貨)の規制を目的に沿った効果的なものとするための指針を示す論文を発表した。執筆したのは、グローバル未来カウンシルの仮想通貨部門。そのメンバーにはConsenSysやリップル社、Uniswapなどのテクノロジー企業をはじめ、世界の著名金融機関、資産運営企業や決済企業、学術研究機関などが名を連ねている。

「仮想通貨規制への対応」と題された論文では、業界からの視点を示し、規制を策定するためのツールを提供。現在、「規制当局は仮想通貨の急激な成長に追いつくのに苦労している」が、過去のイノベーションへの対応を参考に、技術への理解を深めるために仮想通貨セクターと協力し、規制の枠組みを開発することが欠かせないと主張した。

世界経済フォーラム(WEF)とは

世界と地域の経済問題に取り組むことを目的とし、政治、経済、学術分野のリーダーの交流促進を図る非営利の国際団体。1971年、スイスの経済学者クラウス・シュワブが設立。

▶️仮想通貨用語集

三つの教訓

執筆者の一人で、Mercy Corpsの上級科学技術者であるAlpen…



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