2021-09-14 08:05:06
ArbiterTVL
イーサリアムのレイヤー2ソリューション「Arbitrum(アービトラム)」は、運用のためにロックされた暗号資産(仮想通貨)の総価値であるTVL(Total Value Locked)が、10日から2日間で約10倍に増加した。
これは、DeFi(分散型金融)のサービスを利用するために、Arbitrumのネットワークの需要が急激に増加したことを示している。今回TVLの急増を牽引したのは、仮想通貨を提供することで金利を得ることができるDeFiサービス「ArbiNYAN」だとの見方が多い。
レイヤー2とは
2層目のブロックチェーンのことで、メインのネットワークと区別するために利用される用語。
▶️仮想通貨用語集
レイヤー2のデータを提供する「L2BEAT」によると、Arbitrum上のTVLは10日時点でおよそ2.4億ドル(約264億円)。それが12日におよそ22億ドル(約2,420億円)まで約10倍に増加した。
イーサリアムのネットワークはNFT(非代替性トークン)やDeFiなどの需要が多く、処理速度が低下したり、ネットワーク手数料(ガス代)が高騰することがある。その負担を軽減するために、メインのブロックチェーン以外で処理が行えるArbitrumのようなレイヤー2技術は注目を集めている。Arbitrumは先月末、プロダクトの1つ「Arbitrum One」のメインネットを正式にローンチした。
関連:イーサリアムL2ソリューション「Arbitrum One」、メインネットが正式にローンチ
ローンチからArbitrumのユニークアドレス数も急増。「ARBISCAN」のデータによると、10日の2万4,330アドレスから12日には7万367アドレスと約3倍に増えている。
..。
。
長文は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。
元ソース
続き・詳細はこちら イーサリアムL2ソリューションの「Arbitrum」、運用資産が2日で約10倍に