Bitcoin Coreが最新クライアントソフトをリリース、大型アップグレード「Taproot」をサポート

仮想通貨



2021-09-15 12:20:47

ビットコイン・コア22.0がリリース

暗号資産(仮想通貨)ビットコイン(BTC)のクライアントソフト「Bitcoin Core」の最新バージョンは、13日に正式リリースされた。100人を超える貢献者が約8ヶ月をかけて開発した「Bitcoin Core22.0」は、ビットコイン・プロトコルの大型アップグレード「Taproot」をサポートする最初の主要リリースとなる。

Taprootは、2017年に実装されたSegWit(Segregated Witness)以来、最も期待されるアップグレード。今年6月に90%を上回るマイナーコミュニティの支持を獲得したことで、有効化が確定(ロックイン)した。ビットコインがブロック高709,632に達するとTaprootが起動する仕組みで、その時期は11月になると見込まれている。

ロックインからアクティベーションまでの待機期間中に、マイナーやノードにはクライアントの最新バージョンへとアップグレードする機会が与えられている。

SegWitとは

Segwitとは、仮想通貨取引が抱える2つの問題(スケーラビリティ問題・トランザクション展性)に対する解決策の一つ。

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Taprootとは

Taprootはソフトフォークによるアップグレードで、現行の署名アルゴリズムに代わり、「シュノア署名」という新しい署名スキームが採用されている。シュノア署名は効率的で安全な方式として高く評価される暗号技術。単独の受信者のトランザクションの署名を一つにまとめることが可能で、データサイズの削減につながる。また、処理能力も効率化されるため、スケーラビリティの改善が期待されている。

さらに、ブロックチェーン上で、



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