2021-11-23 12:30:12
FRB議長2期目に指名される
ホワイトハウスは22日、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長に、現職のジェローム・パウエル氏を指名する方針を発表した。トランプ前政権が任命し、2018年2月に議長に就任したパウエル氏の任期は2022年2月まで。バイデン大統領の再任指名を上院が承認すれば、さらに4年間、米国の金融の舵取りがパウエル議長に委ねられる。
インフレ懸念が高まる米国で、パンデミック下の非常に困難な時期における同氏の経済管理の手腕とリーダーシップが評価されたようだ。
副議長にはFRB理事の一人であるラエル・ブレイナード氏が指名された。
バイデン大統領は声明で、パウエル議長およびブレイナード副議長が「インフレ率を低く抑え、物価を安定させ、また完全雇用を実現することに注力する」ことで、米国の経済がより強くなると確信していると述べた。
また、自身もFRB議長を務めた経歴を持つジャネット・イエレン財務長官は、今回の人事を称賛しており、新たなFRBトップチームが「最大雇用と物価安定の維持」というFRBの責務を果たすために、的確な判断を下すだろうとコメントした。
仮想通貨に対する見解
パウエル議長は9月30日に行われた下院金融サービス委員会の公聴会で、暗号資産(仮想通貨)を禁止するつもりはないと明言している。現行法ではFRBに仮想通貨を禁止する権限はない。しかし、FRBが議会に仮想通貨に関する提言を行うことは可能である点には、留意しておきたい。
一方、 。 長文は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。 元ソース 続き・詳細はこちら 米FRBパウエル議長再任へ CBDC推進派のブレイナード理事が副議長に