動意薄が続くビットコイン 正月ボケも今日までか【仮想通貨相場】
2022-01-05 18:00:00
著者 長谷川友哉(はせがわゆうや)ビットバンク マーケットアナリスト
英大学院修了後、金融機関出身者からなるベンチャーでFinTech業界と仮想通貨市場のアナリストとして従事。2019年よりビットバンク株式会社にてマーケットアナリスト。国内主要金融メディアへのコメント提供、海外メディアへの寄稿実績多数。
1月4日のビットコイン(BTC)対円相場は26,698円(0.50%)安の5,335,466円と3日続落し、年初の上げ幅をほぼ掻き消した。
この日のBTCは早朝に年始安値(525.6万円)を試すも押し目買いが入り反発。東京時間には日経平均株価の上昇も受け530万円台で底堅く推移すると、1月のOpenSea取引高が既に810億円を超えたとの報でETH相場が上昇。BTCもこれに連れ高となり552万円にタッチしたが、12月の米製造業景況指数の下振れで米株が下げるとBTCも上値を重くしこの日の上げ幅を掻き消した。対ドルでは、BTCは節目の46,000ドル(≒534.3万円)を終値で割り込んでいる。
第1図:BTC対円チャート 1分足 出所:bitbank.ccより作成
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