米ワイオミング州、州独自のステーブルコインを発行する法案提出

仮想通貨



2022-02-19 08:55:05

州のステーブルコイン発行を可能にする法案

米国ワイオミング州の議員らは17日、州独自のステーブルコインを発行可能にする法案を提出した。

この「ワイオミング州ステーブルトークン法」は、州政府が、米ドルの価値と連動する独自の暗号資産(仮想通貨)を立ち上げることができるようにするものだ。

ステーブルコインとは

価格が常に安定している(stable)仮想通貨を指す。ステーブルコインは暗号資産の一種で、BTCやETH、XRPなど変動性のある資産とは異なり、米ドルなどに裏付けられその価値($1)を保つことが目的だ。米ドルの裏付けによるステーブルコイン(USDT・USDC)のほか、DAIやUSTといったアルゴリズムを利用するステーブルコインもある。

▶️仮想通貨用語集

法案は、現在「鉱物・ビジネス・経済開発委員会」に送付されているところだ。

この先、可決されるかの見通しは不明だが、もし成立した場合、ワイオミング州の財務長官は、22年12月31日までにステーブルコインを発行するか、あるいは発行が不可能と判断した場合は、11月1日までにその理由を説明する報告書を提出することになる。

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