2022-02-26 11:26:58
米コインベース、収益の多様化目指す
米大手暗号資産(仮想通貨)取引所コインベースは24日、2021年第4四半期(10月~12月)の決算説明会を開催した。その中で、今後収益の多様化に注力していく姿勢を示している。
ブライアン・アームストロングCEOは、仮想通貨は様々な採用事例を実現しているとして、次のように述べた。
DeFi(分散型金融)には何百億ドルもの資金が集まっている。NFT(非代替性トークン)は大きなトレンドであり、成長を続けている。ゲームやソーシャルメディアのアプリ、DAO(自律分散型組織)、IDシステムも作られているところだ。
金融サービス以外の応用事例も含め、インターネット上であらゆる種類のアプリケーションを構築する方法として、Web3.0はある種の未来像であるだろう。
こうした状況を踏まえ、アームストロング氏は、「こうした数十億ドル規模のビジネスチャンスが様々ある中で、どのようにこの分野の規模をとらえ、チャンスを広げていけばいいか」ということが重要な課題だと語っている。
コインベースのアレシア・ハース最高財務責任者(CFO)も、2022年に収益源を多様化していくと話した。
現在は収益の多くを取引関連が占めているが、サブスクリプション・サービス収入も重要性を増しているという。2021年は、この分野の収入は5億ドル(約580億円)以上に到達しており、2020年の10倍となった。また、純収益に占める割合も、前年の4%から7%に上昇したと話す。
ステーキングサービスなどの利用者増加
サブスクリプション・サービス分野には、 長文は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。 元ソース 続き・詳細はこちら 米仮想通貨取引所コインベース、収益多様化に注力へ