2022-03-04 18:50:02
ペトロ価格の50%に連動
南米ベネズエラは、最低賃金を現在の約18倍である126ボリバル(約3,200円)に引き上げることを発表した。また、同国における最低賃金を独自の暗号資産(仮想通貨)ペトロ(PTR)価格の50%に連動していく。
ベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領の声明をブルームバーグが報じた。
ペトロは、18年にローンチされた石油を裏付け資産とする独自の仮想通貨。ベネズエラでは経済混乱により大規模なインフレが継続しており、自国通貨ボリバルの信用度が低下していたため、通貨価格の安定を目的にペトロ発行に至った。発行当初は「国が管理する初めての仮想通貨」と宣伝されていた。
ベネズエラは昨年より、時刻経済の「米ドル化」を非公式に決定しており、規制緩和などを行うことで財政赤字の削減に成功したと説明。最低賃金の引き上げは、21年4月以来の動きとなる。
マドゥロ大統領によれば、賃金の引き上げは、数ヶ月にわたる税収の「節約」によって実現すると述べており、ペトロ価格の50%に連動することで、既存の最低賃金の18倍まで増加することに成功したという。
仮想通貨を推す国や都市
国家として仮想通貨を利用する国は、ベネズエラ以外にも存在する。
代表格は、 長文は切り捨ててております。元ソースよりご確認ください。 元ソース 続き・詳細はこちら ベネズエラ、最低賃金を自国の仮想通貨ペトロと連動へ