2022-03-25 07:05:40
デジタル通貨の可能性
米資産運用最大手ブラックロック(BlackRock)のラリー・フィンク最高経営責任者(CEO)は24日、株主に宛てたメッセージの中で、同社がデジタル通貨やステーブルコイン、その基盤となる技術の研究をしていると述べた。
ウクライナに対するロシアの軍事侵攻について、あまり議論されていないことがあるとし、それはデジタル通貨の普及加速への潜在的な影響だと指摘。今回の戦争は、各国に通貨のあり方を再考させるだろうと述べている。その上で、慎重に設計されたグローバルなデジタル決済システムは、マネーロンダリングなどのリスクを軽減しながら、コスト削減を実現し、国際決済の質を高めることができる可能性があると主張した。
今回の株主に宛てたメッセージは、デジタル通貨に特化したものではない。ロシアの軍事侵攻について、事業への影響やエネルギー源の確保の方法等について述べる中で、デジタル通貨にも言及している。
フィンク氏はメッセージの中で、今回の戦争の前も、各国政府にデジタル通貨を巡る積極的な動きが見られ、規制の枠組みを定めようとする国もあると説明。米国が中央銀行デジタル通貨(CBDC)である「デジタルドル」に関する研究を行っていることを例に挙げた。
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