2022-08-09 09:46:53
トルネードキャッシュを制裁対象に指定
米国財務省外国資産管理局(OFAC)は8日、暗号資産(仮想通貨)ミキシングサービスTornado Cash(トルネードキャッシュ)を制裁対象者リスト(SDN)に指定した。
トルネードキャッシュの他、同サービスに関連する38のイーサリアム(ETH)アドレスと6つのUSDコイン(USDC)アドレスも制裁リストに加えた。
これにより、米国内にある、または米国人が所有・管理しているトルネードキャッシュ上の資産は凍結され、OFACに報告されることになる。さらに、こうして資産凍結された者が50%以上を所有している事業体も制裁対象になる。
指定された人物の財産と関わるすべての取引は、OFACが許可しない限り禁止される。
トルネードキャッシュは、イーサリアムチェーン上で動作し、取引を匿名化するミキシングサービス。過去には頻繁に、仮想通貨流出事件などが発生した後、犯人アドレスに利用され、犯罪捜査の追跡が困難となる事例が多数発生してきた。
ミキシングサービスとは
仮想通貨の取引データを複数混ぜ合わせることによって、その仮想通貨の出所や保有者のアイデンティティを隠すサービス。
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