来たるイーサリアム「マージ」、8つの誤解とは

仮想通貨



2022-08-18 07:12:13

マージが迫るイーサリアム

暗号資産(仮想通貨)イーサリアム(ETH)は、次期大型アップグレード「The Merge(マージ)」を控え、誤解される可能性のある内容を8つ公開している。

マージとは、イーサリアムのコンセンサスアルゴリズムをプルーフ・オブ・ワーク(PoW)からプルーフ・オブ・ステーク(PoS)へ移行することに特化したアップグレード。現時点で、メインネットでの実施予定日は9月15日前後とされている。

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PoSとは

ステークする仮想通貨の割合に応じて、ブロックを新たに承認・生成する権利が得られるコンセンサスアルゴリズムのこと。

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手数料のガス代については、マージで安くなるという認識は間違いであるとした。マージはネットワークのキャパシティを向上させるものではなく、あくまで「コンセンサスの仕組みを変更すること」が目的と説明。イーサリアムの拡張性を向上させる取り組みはレイヤー2で行われているが、マージが直接ネットワークのキャパシティや処理能力に影響を与えることはないと述べている。

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トランザクションの処理速度については、マージで著しく速くなるという認識は間違いだと説明。多少の変化はあるかもしれないが、レイヤー1上では現在と大きくは変わらないと述べている。ブロック生成の時間やファイナライズまでの時間など、速度にはいくつか計測方法があるが、ユーザーが気づかない程度の変化しかないとした。

また、マージ後すぐに

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