機関投資家によるビットコイン需要は弱い、JPモルガンは弱気な値動きを予想
2021-06-26 17:36:07
JPモルガンは、ビットコイン(BTC)と金のボラティリティの比較に基づいて価格の弱気な動きを予想している。
今週投資家に送られたメモの中で、JPモルガンはビットコインの公正価値が中期的に23,000~35,000ドルの間になるとみている理由を詳しく説明している。
JPモルガンはまた、中国のマイニング事業の取り締りは、「ビットコインのハッシュレートにおける中国の高いシェアからのシフトが加速し、集中化を低下させ、中期的にビットコインにプラスの影響を与えるだろう」と指摘している。
マイクロストラテジーのようにビットコインを積極的に押し目買いしている機関投資家の数は多くはない。「5月19日の仮想通貨の暴落から1ヶ月以上経過しても、ビットコインファンドは出血し続けている」と、JPモルガンは付け加えた。
「これは、上場ビットコインファンドやCMEビットコイン先物などの規制された手段を介して投資する傾向がある機関投資家が、ビットコインを押し目買いする意欲をほとんど示してないことを示唆している」
JPモルガンによると、強気相場の可能性を妨げるもう1つの要因は、12月と1月に40億ドル近くの資金が流入したグレイスケールビットコイン信託ファンドの6か月のロックアップ期間の終了だ。JPモルガンは「最近のボラティリティを考えると、投資家は信託ファンドの少なくとも一部を売却する可能性がある」と指摘している。
翻訳・編集 コインテレグラフジャパン
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