フォビ、中国からの撤退の一環で仮想通貨デリバティブ取引を停止

2021-10-30 05:00:00

大手仮想通貨取引所フォビは29日、計画通り、中国本土での先物およびデリバティブ取引を停止した。
フォビがそのウェブサイトで示した中国での事業を停止する計画の一環として、中国人ユーザーによるすべての先物およびデリバティブが清算された。

According to previous announcements, Huobi, China’s largest exchange, will today completely shut down futures, contracts and other derivatives functions for all Chinese users. https://t.co/TNx4CvrzJ7— Wu Blockchain (@WuBlockchain) October 29, 2021

フォビは、中国政府がビットコイン禁止を解除することを断固として拒否したため、中国本土から撤退することを最初に発表した取引所だった。9月24日、フォビは株主総会を開催し、同社は満場一致で中国からの事業撤退を決めた。
フォビグループの共同創設者であるデュ・ジュン氏は9月、2021年12月31日までに完全に事業を停止する前に、中国内のすべてのアカウントの暗号資産を保護すると語っている。同氏は「今後数か月以内に資産をほかの取引所やウォレットに譲渡できるようにする」と述べていた。
フォビの事業撤退の決定に続いて、仮想通貨マイニングプールやマイニング機器メーカーなどの仮想通貨関連企業も同じ戦略を採用している。バイナンスやBTC.com、ビットメイン、CoinExなどが中国からの撤退を発表している。

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