ビットコイン市場「極度の恐怖(総悲観)」状態に、今年5月の暴落時と同水準

仮想通貨



2021-12-06 12:26:51

仮想通貨市況

週明け6日の暗号資産(仮想通貨)市場。
ビットコイン価格は、前日比-0.6%の554万円(49,063ドル)で推移する。

BTC / USDデイリーフットボール

5万ドル水準の底割れで大規模な投げ売りの入った4日には、高値53,876ドルから一時42,333ドルまで暴落するなどオーバーシュート。その後、49,783ドルまで反発する局面があった。

現時点で、11月10日に記録した過去最高値69,000ドルから-40%近くまで下落しており、米コインベース上場をピークにテスラ社のBTC決済導入停止や中国政府によるマイナー(採掘業者)含む仮想通貨全面禁止令などの影響で急落した今年5月(-55%)に次ぐ、2021年で2番目に大きな下落幅となった。

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42,000〜43,000ドルは、2021年最も意識されるサポートライン(下値支持線)で相応に堅い価格帯であるが、サポレジ転換するようであれば、調整ではなく、2018〜2019年相場のような中・長期下落トレンドも悲観シナリオの一つとして見込む必要がありそうだ。

後述する大規模ロスカットで下げの燃料は消化したものの、今回の地合い悪化は暗号資産(仮想通貨)市場だけの話に留まらず、不確定要素の多さ(相場の不確実性)から極めて予測困難な”難局”にある。20年3月のコロナショックや21年5月の相場同様、二番底を探りにいく展開も想定されるだろう。

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Will Clemente(@WClementeIII)氏は、「週末の薄商いの中、仮想通貨デリバティブ(金融派生商品)市場で蓄積されていたOI(未決済建玉)や積極的なFundingRate(資金調達率)が、急落時にロスカットの連鎖を引き起こした」との見立てを示した。

昨夜起こったことのTLDR:

オープンインタレストは…



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