2022-03-16 10:15:13
メタバース事業を計画
人気NFT(非代替性トークン)コレクション「Bored Ape Yacht Club(BAYC)」の制作企業Yuga Labsは、メタバース(仮想空間)で土地の販売を計画していることが分かった。CoinPostの提携メディア『The Block』が報じた。
Yuga Labsはゲームに特化した新しいメタバースプロジェクトを計画しており、2022年には主に仮想土地の販売を通して、およそ4.5億ドル(約530億円)の純利益を見込んでいる。また、独自トークン「APECoin」を発行して、メタバースで使えるようにする計画もあるという。
The Blockは投資家向けに作成された資料を独自に入手。今回の内容はその資料で説明されているものだ。本内容とどこまで関連性があるかは明確ではないが、先週Yuga Labsは、Web3.0企業のAnimoca Brandsと共同開発したP2Eゲームのフェーズ1をローンチすることを発表していた。
関連:BAYC、NFTゲームの第一段階を公開へ Animoca Brandsと共同開発
高額で取引されるBAYCを2021年4月にリリースしたYuga Labsの同年の純利益は、およそ1.2億ドル(約150億円)。今年は仮想土地の販売などを通して、4.5億ドルまで増やすとした。同社はBAYCの二次販売のロイヤルティー以外に収益源を多様化したいと考えているようだ。
そのための取り組みがメタバースのプロジェクトで、第一段階としてNFT化した仮想土地の販売を計画。合計20万の土地区画を3月と8月の2回に分けて販売する予定で、Animoca Brandsも協力するという。
Yuga Labsは先月、5,700億円を評価額として、米大手VCのa16zと資金調達の交渉をしていることが報じられた。その際にも、独自トークンを発行する可能性があることが伝えられている。
関連:「Bored Ape Yacht Club」の発行会社、5,700億円の評価額でa16zから資金調達か
NFTとは
「非代替可能..。
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