ビットコイン、取引所残高は3年半ぶりの低水準──強気指標となるか

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2022-04-19 08:20:00
ビットコイン、取引所残高は3年半ぶりの低水準──強気指標となるか

週を追うごとに、ビットコイン(BTC)のブロックチェーン指標は弱気なマクロ経済要因から乖離し、長期保有者に希望を与えている。

暗号資産(仮想通貨)取引所が保有しているビットコインは先週、2万ビットコイン以上減少して244万9785ビットコインとなり、2018年8月以来の低水準となった(ブロックチェーン分析会社グラスノードのデータ)。年初からは5%、13万8266ビットコイン減少、長期保有が依然として好ましい戦略であることを示している。

投資家は通常、長期保有を考えている場合、ビットコインを自身で直接保管する。暗号資産取引所で取引可能なビットコインが減少していることは、価格上昇の可能性を意味する。

ビットコインの取引所残高(CoinDesk)他の指標も強気を示している。例えば、少なくとも1年以上動いていないビットコインの割合は最近、過去最高の63.7%に達した。また、Blockware Solutionsによると、クジラ(大口保有者)は先週1000BTCを買い集め、週で見ると1月以来、最大の増加を記録した。

重要局面にあるビットコイン

だがビットコインは18日、アジア取引時間に1カ月ぶりの安値となる3万8577ドルまで下落し、年初から下落率は15%を超えた。

ビットコインの3日足チャートは、200日単純移動平均線(SMA)に接している。1月下旬以降、数回目だが、200日SMAを下回ることになれば、チャート主導の下落が強まる可能性がある。

ビットコインの3日足チャート(Trading View)

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