元ソース<ソラナのDeFi「Solend」:危機回避の一部始終
2022-06-29 06:00:47
数百万ドルのマージンコールが発生して、誰もそれに応じなかったらどうなるのか?
このような不気味なシナリオが先週、Solendにとって悪夢のような現実になろうとしていた。Solendは、ブロックチェーン「ソラナ」で2番目に大きな分散型金融(DeFi)プロトコル。
1億7000万ドル相当のソル(SOL)の預け入れに対して、USDコイン(USDC)で1億700万ドルを借り入れていたウォレットを持つ単独最大のユーザーが、清算の危機にあったのに、まったく連絡が取れなくなったというのだ。
Solendの開発者たちは、掲示板「レディット(Reddit)」に投稿したり、オンチェーンでメッセージを送ったり、ツイッターのミームも試して、この匿名のアカウントに迫り来る危機を警告しようとした。
いわゆる「クジラ」と呼ばれるこの大口保有者のアカウントは、壊滅的なオンチェーンでの清算を回避するために、資産を積み増すか、ポジションを縮小させる必要があった。プロジェクトの責任者たちは、清算となれば、Solendだけでなく、ソラナさえも破綻の危機を迎える可能性があると考えていた。
Solendを救おうとする必死の取り組みは、ガバナンスや権力に関する議論に発展。ツイッター上では、DeFiの偽善性を批判する声が上がった。
最終的には、クジラに危機を気づかせたのは、中央集権型取引所大手のバイナンスであったと、Solendの共同創業者Rooterは語った。世界最大の暗号資産取引所であるバイナンスが、…
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