ビットコインマイニング、中国からシフトの兆候=F2Pool共同創設者
2021-05-06 17:02:00
ビットコインマイニングの大部分はいまだ中国に拠点を置いているが、ほかの場所にシフトし始めている兆候がある。
ビットコイン最大のマイニングプールの1つであるF2Poolの共同創設者であるチュン・ワン氏は、ハッシュレートにおける中国の比率が縮小しており、「シフトは本物だ」と述べている。
Here at @f2pool_official, in April 2021, the first month in our 8 years of operation, we have seen more $BTC hashrate coming from outside of China than from the inside. The shifting is real. https://t.co/nf2gBy62re— Chun @ dogecoin.org (@BocaChicaDoge) May 3, 2021
ワン氏は、4月22日にデジタルカレンシーグループのバリー・シルバート氏によって公開されたデータを共有している。これは、米国を拠点とするビットコインマイニングプールであるFoundryが、4月中に世界トップ5のマイニングプールにランクインし、ハッシュレートの7.6%のシェアを占めたことを明らかにした。
「ビットコインのハッシュレートは中国から北米に急速にシフトしている」と、シルバート氏は主張した。トップのマイニングプールは、中国のマイニングハードウェアメーカーであるビットメインによって運営されているAntPoolであり、ハッシュレートの18.6%を占めている。
ケンブリッジ大学の推定では、中国のマイニングに占めるシェアは約65%となっている。一方マイナーデイリーは、中国のシェアは55%、米国は11%だと推定している。
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