4万ドル手前まで戻したビットコイン、いよいよ決戦の金曜日【仮想通貨相場】
2021-06-04 08:10:00
著者 松田康生 (まつだやすお)FXcoin シニアストラテジスト
東京大学経済学部 国際通貨体制専攻 三菱銀行(本部、バンコック支店)ドイツ銀行グループ(シンガポール、東京)を経て2018年7月より現職。 短国・レポ・為替・米国債・欧州債・MBSと幅広い金融市場に精通
Review
4万ドル一歩手前
昨日のBTC相場は底堅い展開。取引レンジを36,000~38,000ドル(約395万~415万円)から37,000~39,500ドル(約405万~435万円)に引き上げた格好となった。暗号資産ファンドへの資金フローがプラスに転じたとのCoinsharesのレポートや、スタンダードチャータード銀行の暗号資産交換業への進出といった明るいニュースもあり、36,000ドルから38,000ドル台まで上昇した。しかし、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁のテーパリング議論を考える時期が来たとの発言から上値を抑えられ、更にFRBが昨年3月の緊急措置で購入した137億ドルの社債やETFの売却計画を発表したこともあり、37,000ドル台へ値を下げた。その後は、アジア株の上昇やアルトコインの反発を受け切り返すと、更に週末に控えるマイアミでのイベントへの期待感もあってか前日高値水準を上抜け、39,500ドルまで値を伸ばした。しかし、ADP雇用調査が強めに出たことを嫌気して米株が寄り付きに下落すると、4万ドルを前にBTCも上値を抑えられている。
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